極上の時を飛騨高山にて 本陣平野屋
バイクで忙しく走り回るだけでは、飛騨高山市の奥深い魅力を知る事は不可能だろう
歴史の景観と古い町並みの風習や味わいなど、移り行く時と共に、人々が育んできた
飛騨の里。そんな美しい風景に繰り広げられる非日常の体験が、みんなを輝かせる。
全国に唯一現存する郡代・代官所。
元禄5年(1692)徳川幕府は飛騨を幕府直轄領としました。
天明年間の職人技が息づく役宅の庭園。
江戸時代の御役所・高山陣屋には着物姿の日本女性が似合う。
恥じらう女性たちの艶やかな着こなしが屋敷に映えます。
300年の時を超えて飛騨の歴史を物語る陣屋敷。
極上の時を古都高山にて
五月晴れの青空に抱かれてバイクとお客様が期待を胸に高速道路を疾走する。
ブィ――――――ン
ブオオォォ――――――――ン
ドドドドーーー!!
グオォ――――――!!
ドドドドーーー!!
ブオ――――ン
グオォ――――――!!
シュ―――――――ン
高速道路を快適に駆け抜けたバイクとお客様が長良川SAに到着。
大胆なフォルムの「NM4」は相変わらず人気のようだ。
両手にきれいな花で社長が嬉しそう。 バイク屋で良かったね?
幼い男の子も女性が気になるみたい!
お姉さんが愛してあ~げる!
息子は女性が好きみたい! ちょっと早いわね!
おませな子だ! きれいな女性がいいのね 男の子は!
女の子もそうよ! 男もいくつになっても当然です!
年をとっても・・・たしかに。
チャンスは万人にある! 出発するぞー!!
期待を胸に次のポイントに向け出発です。
ドドドドーーー!!
お姉さんー!! スタイルがセクシーでええわー!!
ビュ―――――――ン
ゴオォ――――!!
ブアァァァ――――――――ン
ドドドドド――――!!
ブオォォォ―――――――ン
シュ―――――――ン
ひるがの高原SAに到着。ここらでランチタイムと致します。
何を食べようかな!! それにしても暑いな。
初夏やからな! この暑さはすでに真夏やで!
涼しいレストランでお客様は好みの味を楽しんでいるようだ。
ひるがの高原SAは雄大な大日ケ岳や遠くには白山も望める景勝地です。
北緯35° 標高874m 東経136° 気温29° 紫外線も強い!
楽しそうに語り合う二人のハゲロンヘッドライトが強烈に眩しい。
サングラスでも突き抜けるぞ! 素肌の保護をしないと″″
炎天下で熱い恋でも語り合っているのだろうか??
まもなく出発のようですよ!
休息に充分な時間を割くのが技研ツーリングの特徴でもあります。
飛騨の高山に向かうぞーー!!
ブブブブーーーーーー!!
ダダダダーーーー!!
ドドドドーーーー!!
予定時間通り高速の出口が見えて来た。
快感で~す! 並ぶと凄い列だね!
高山は目前や行くで~
ヒュ――――――ン
飛騨の小京都を目前にお客様の心も弾むようだ。
左手に観光客で賑わう高山陣屋がその姿を現す。
ええロケーションやなぁ~
我々のお宿が目の前や! ええ雰囲気や~
お宿の専用駐車場にバイクを並べると同時にバスのお迎えです。
宿まで1分少々らしい!
ゴーグルぐらいで女性は振り向かんぞ!
ゲテモノ好きがいるかも? 人生色々やからな!
うわっ″ 怪しい者ではござらんぞ!
お疲れ様 ! 本日のお宿本陣平野屋さんです!
ド~ン ド~ン ド~~ン!!
歓迎の陣太鼓に気分が高揚致します。
社長の手続きと打ち合わせに女性の笑顔が素敵。
いつものようにお客様の自由行動がすでに始まった。
あっ ″ かわいい~
飛騨の土産にときめく彼女。 貴方もかわいいですよ。
地ビールが美味いよ! 味にクセはない?
私の性格のようにサッパリした味よ!
たしかに今日はビール日和だ。
みんな呑み助ちゃんね。 ワンワン!!
ド~ン ド~ン ドドドーーン!!
お客様を呼び寄せる陣太鼓が周辺に大きく響き渡ります。
部屋に入るぞー!!
太鼓の音は社長だったんだ!! 派手だ。 いつもの事や!
お部屋から高山情緒の清流宮川が見下ろせます。
ウギャー!! オギャーー!!
やられた! おしっこやー!!
最近の育メンパパは手付きがいいな。
宮川と赤い橋がきれいでしょう! たしかに美景だ!
ロビーのデッキからも美しいわよ!
仲居さんの言う通りだ! おっ″ さらに美しいぞ!!
お宿の着付けで色浴衣に変身した女性たちが綺麗。
ニホンジョセイ キモノ ステキダ~!
おおっー! まるで別人やー!!
浴衣美人を伴って非日常の高山物語が始まります。
今日の女性は一段ときれいや! よく似合ってるよ!
後方の通行人がモデルか女優かと囁いているのが聞こえてくる。
とうとう間違えられて取り囲まれたようだ。
着物は日本女性の美と品格を際立たせるようです。
どう見ても安物の芸能プロダクションのようだが?
三つ葉葵の御紋をくぐると江戸時代にタイムスリップ。
元禄5年(1692)徳川幕府は飛騨を幕府直轄領としました。
それ以来、明治維新にいたるまでの177年に35代の代官・郡代が江戸から派遣
されて、幕府直轄の行政・財政・警察などの政務が取り行われました。
【お役所・御用場】現代の役所の受付カウンター。
寺院・町年寄・町組頭の詰所へと進んでいきます。
あんな所に昔の厠が! ほんまや。
いかにも匂いそうな!
郡代・役宅の居間・大広間へとつながる。
広い居間から眺める庭園の立ち木から武士の志が伝わるようだ。
おっ″ 浴衣姿が華やかだ!! ♪~♪~♪♪~~
愛” 燦燦と~ この~ 身に 降って~~♪♪ 唄 美空ひばり
心ひそかな~ 嬉し涙を~ 流~したり して~~♪♪
人は~ 可愛い~ 可愛いい~ ものですね~~♪♪
あ~ あ~ 彼女たちは~ 人待ち顔して 微笑む~♪♪
人生~って~~ 嬉し~いものですね~~♪♪
水も滴るいい女! まさしく彼女たちを言っているようだ。 えっ″ 違う??
浴衣はええ~ 女性が可愛い。 嬉しいです!
スマホを手に誰に伝えたいのか女心が愛しい。
【大広間】広間は三室に分かれており、 書院造りのこの部屋から濡縁を通して
眺める庭園は時間を忘れさせる。
あそこに籠がるわ!
【使者の間】江戸時代の公用車。そう言えば東京都知事の件はいかがなものか。
この時代は公私の規律が厳しかったやろう!
【吟味所・御白洲】役人は完璧な申し開きが出来なければ切腹を申し付けられた。
切腹なんていやだわ! 怖い怖い!!
【御蔵・年貢米】400年余りの歴史をもち年代・規模共に全国でも最大級の米蔵で
1俵には玄米4斗と込米1升(付加税)が入っているそうです。
鉄砲火薬の原料となる硝石に関する文書類が実に達筆だ。
代官長谷川庄五郎忠国の肖像画は正義感の溢れる表情です。
気骨の武士道精神を親から子へ伝えたいものだ。
日本の基礎的な国家の原形は、この時代すでに完成していた。
明治維新後は、主要建物がそのまま地方官庁として使用されてきました。
全国にただひとつ現存する徳川幕府郡代役所を保存するため復元修復が行われ
江戸時代の高山陣屋の姿が凛とよみがえりました。
陣屋前の赤い中橋が高山情緒を彩ります。
清流宮川は青い流れに移りゆく時代を映すようだ。
人と車の往来が激しい中橋での写真撮影は至難の技となる。
ワタシ トリマスネ?? 外人か・・ならば頼もう!
オゥ~ グッド グッド! 何がグッド グッドや?
ワオー″ ナイス ! うちのレディーはみんなナイスや!
ウ~ン ♥ チャーミング ″ 女好きな外国人や頼むで!
オオ~ ビューティフル! レフト ″ レフト ″
ライト ″ ライト ″ ソコノ オッサン!!
ウオ~ ワンダフル!! シッターOK-!!
社長―!!早く! 早く! 外人のタイミングがあ″あ″
外国人が撮った記念すべき集合写真。
国は分からんが、なんとも調子の良い人だった。
外人が多いな! 日本の良さを知って欲しいわ!
江戸情緒が漂う古い町並みに入って来ました。
しっかり子供の守りしろよ! はい奥様!!
泣かすんじゃないよ! どの家もパパは大変だ。
嫁は強いからな。 まるで経験したような言い方や!
はぁ~い!! 酒も男もよりどりやで~
いい旦那と子供に恵まれ 私幸せ!!
俺もいい嫁に恵まれたい!!
望みを叶えようか? 高いわよ私!
店内では呑み助女の試飲が始まっている。
辛口だわ! ほんまかいな! たしかに!
どちらにしょうかな? ほんとに迷うわ~
やっぱり買うのやめた!
いつものパターンや酒屋も迷惑やで!
升酒に塩は必須よ! 知らなかった。
利き酒が熱った襟元に大人の女を感じさせる。 浴衣の女性って、いいなぁ~
徳川家康の甲冑酒(¥125000)は浴衣美人たちに飲ませて見たい。
男やもめに買ってやろか! 似合うかな?
やっぱり ″ この手の顔には猫に小判よ!
どこに行っても女性陣は酒の試飲。これはひょっとして技研の伝統か?
刀を手に嬉しそうだが男はいくつになっても子供です。
刀かと思ったら傘だったのね!
味噌の薫りが通行人の足を引き込みます。
伝統の日本の味。みんなはお酒も好きだが、お味噌も好きらしい。
酒と味噌が回ると若者もやることが昭和のおっさんだ。
古い町並みを存分に楽しんだ芸能一座がお宿に向かう。
刀の傘がよほど気に入ったのか歩く姿が可愛いじゃないか。
同じ背負うならこちらの方が現代的だ。
本陣平野屋と高山の街を夕日が赤く染めて行く。
絋太朗 ″ 楽しかったね!
ほんとに可愛い子だ! お風呂に行きましょう!
女性専用のお風呂が別棟の風情漂う屋敷に特別に用意されている。
リラックス蔵と呼ばれる白い暖簾をくぐり女性と一緒に取材をします。
ここまでよー!! ええっ″ 取材を拒否された。
こうなったら男性陣のお風呂は何があっても完璧に取材致しますぞ。
高山の街を見下ろす絶景の屋上露天風呂は湯とみんなの笑顔があふれている。
湯上がりの若者に夕日が恥ずかしそうに沈んで行った。
お楽しみの宴会が本陣でまもなく。
雅な宴会場に豪華ゲストが勢ぞろい。社長の音頭で伝説の宴会が始まります。
技研の美女と野獣にカンパイー!!
きれいな仲居さんの身のこなしが実に手際良い。
相変わらず豪華な料理だ!
この料理の品数! 完食出来ますか?
おまかせ下さい!!
普段は縁の無い豪華料理に若者の口元もほころぶ。
手の込んだ前菜だ! 盛り付けに品がある。
きれいな女性にカンパイ! 浴衣姿がええな!
お好きでしょう! 女より好きです! やっぱり。
昼間の日差しは堪えた! わかるでぇ~
いい夜だ!! 75歳まで元気に乗って下さいよ!
その内みんな年寄りだ! やがてホンダのモンパルかな?
仲居さんが一品、一品、出来立ての料理を届けてくれます。
留守を預けた可愛い妻と娘が気がかりなのかな・・?
女性もバイクに乗られるの? お転婆娘ですから!
ねっ″ こ~ちゃん。 絋太郎も未来のライダーよ!
この素晴らしいお客様方に支えられて今日の技研があります。いつか道に迷ったり
一人ぼっちになったらいつでもおいで、技研は素敵な貴方を強く熱く抱きしめます。
ジユュ~~~~~!!
飛騨牛のA5等級やぞ!! 最高ランクや!
こっちは飛騨の極上そばやぁ~
たしかに美味じゃ!!
私 ″ やっぱりワインが好き!
おお~ ワインになりたい・・♥♥
ああ~ 回って来た! 危険信号や。
そろそろお開きだぞ!
みんな寝ている! 最近の男は緩い!
寝ている野郎は ” 起きろー🌟🌟🌟
そんなに叫ばんでも ″ なぁ~絋太朗!!
高山絵巻の緞帳が華やかに技研一座を引き立て伝説の宴会も終了。
今日の終わりに水面に映る灯りが揺らぎながら笑っている。
誰もいない朱の中橋も口を広げてあくびをしているようだ。
懐かしい旅籠の佇まいに飛騨の郷愁が漂う。
人で賑わった古い町並みも、この刻は本物の江戸時代に戻ったよう。
本陣平野屋のお客様たちはいつになったら眠りに就くやら。
みなさん朝ごはんですよー!!
朴葉味噌に始まる飛騨の味覚が寝ぼけたお客様を目覚めさせた。
いい宿ですね! 朝ごはんも美味かったなぁ~
女性の浴衣の着付けや遅くまで宴会にお付き合い頂いたりして本陣平野屋様の
心のこもったおもてなしが嬉しく久々に酔い痴れました。
高山の素敵な一夜をありがとう。
ご覧の通り多くの体験や歴史に秘められた感動が忘れられないようです。
荷造りが完了してエンジンスタート。
せせらぎ街道を目指すぞー!!
ドドドドドドーーーーー!!
せせらぎ街道は山間部の渓流に沿って高山から郡上八幡へ繋がる道路の愛称である。
ザザザァァ―――――!!
ブォ―――――――ン
決めたー!! この道 まっしぐら " 人生一路だ!
ブィ―――――――ン
ドドドドーーーーーー!!
青いせせらぎを聞き、五月の美空にひばりが唄えばラストシーンも絶好調。
一度決めたら~ 二度とは~ 変えぬ~~♪♪ 唄 美空ひばり
これが ″ 自分の~生きる~ 道~♪♪
泣くな 迷うな~ 苦しみ~ 抜いて~~♪♪
人は ″ 望み~を~ 果たすの~ さ~~♪♪
技研がお連れする非日常のバイクの旅は、いつもお客様の笑顔と喜びがあふれます。
誠にありがとうございます。思い起こせば非日常の世界は技研オートファクトリーの
日常と何ら変わらぬと今頃になって気が付いた次第です。
創業の精神は大切に守り続けて行きますが、時代の急激な変化は・・・是非に及ばず。
このツーリングレポートは、本陣平野屋様のHP 「飛騨高山から」 のブログに
2016年6月17日に掲載されご紹介を頂いております。
イメージ挿入歌 愛燦燦 美空ひばり
人生一路 美空ひばり
企画制作 技研クリエイティブ工房
いつも一緒、素敵な貴方と
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