スーパーシニアツーリング4 長野ビーナスライン
バイクは健康管理にすぐれた機能がそなわり体幹・筋力・精神力・脳機能・合気など
五感を刺激して熟年ライダーの活性を図る最高のトレーニングマシンだと言えます。
人生の第4コーナーを悔いのない充実した日々を刻み込むためシニアたちは持ち前の
行動力で全行程を多感にチャレンジ。桜花爛漫の知らせに信州松本を目指します。
ドッドッドッド・・!!
カッコええわー!! 言われるまでもない!
アフリカは俺の青春や!!
コーナンの長靴も抜群のセンスや!
信州松本に向け出発するぞ!!
久々の新型車に心はずませホームセンターコーナンの長靴と共に名神高速を快走。
ブォーーーーン
ドドドドドーー!!
ドドドドドーー!!
ブイィーーーーン
シューーーーーン
ゴオォーーーーー!!
グオォーーーーー!!
長い恵那山トンネルを抜け残雪が美しい駒ヶ岳のサービスエリアに到着しました。
信州に来たらこれやで!
蕎麦粉が根本的に違うわ!
お楽しみのランチタイムは信州の味覚を存分に味わいました。
昼食をすませたシニア達のバイク談議が聞こえてきます。
それにしても迫力だ! ネーミングの通りだな!
よかったら乗って見る? 嬉しいけど・・どうしょうかな!
それじゃ遠慮なく私が!!
足つき性は大丈夫?
身体は細いが足の長さは自信ありです。
双方の気持ちが緊張の表情から伝わってくるようだ。
中央自動車道の左側には駒ヶ岳がその雄大な姿を現します。
反対の右側は遠くに南アルプス連山の頂きが望める。
ブォーーーーン
ブィーーーーーン
ダダダダーーー!!
おっ!! アフリカ試乗のおやじが来た!
走行フィーリングはどうやー!!
うひゃー! アフリカ最高やー!!
僕のNC700より遥かにええわー!!
大興奮大満足のようだ。この機会が販売のチャンスなど彼に想像が出来ただろうか。
おおっー!! 桜がきれいやー!
愛を知っていたのに~♪♪ 唄 福山雅治
春はやって来たのに~♪♪
Uh yeah 夢は今も夢のままや~~♪♪
変な鼻歌を調子よく奏でる内にいよいよビーナスラインに。
ゴオォーーーー!!
ビーナスラインのスタートや! 行くでー!!
ドドドドドーーー!!
ドドドドーーーー!!
シューーーーーン
ビーナスラインは快適や! アフリカも快適やぞ!
「蓼科湖」 保養地として知られた蓼科温泉に隣接する周囲1kの人造湖である。
集合撮るから並んで! バイクは足腰の凄い鍛錬になるわ!
蓼科湖で緑に映える白い髪の上品なシニアたちの笑顔。
ところでアフリカの乗り心地はどうでした?
素晴らしいバイクですよ!! そうやろう!
今回のツーリングはとにかくアフリカが主役のようだ。
盛り上がるシニアの歓びを乗せ再びバイクが走り出す。
ビューーーーーン
久しぶりのビーナスラインだ!!
シューーーーーン
あのオッサンにアフリカ勧めようぜ!!
前方にビーナスラインのリゾート地に位置する白樺湖が見えて来た。
天候にも恵まれ快適なツーリングにシニア達の行動と表情も余裕だ。
「白樺湖」 八ケ岳中信高原国定公園。白樺が湖面に映えるリゾート地です。
人生の第4コーナーを多感にチャレンジ。シニアは集合写真にも拘ります。
ドドドドドーーーーー!!
大門峠や!! ここからが本番や!
中間地点の大門峠を上るとビーナスラインの絶景が目の前に広がりますぞ。
ドドドドーーーー!!
ビューーーーン
バイクが峠の上りコーナーをカッコ良く上がって来た。
ブオォーーーー!!
ダダダダーーーー!!
ブオォーーーー!!
残雪の南アルプスや八ヶ岳連山に思わず見入るシニアの絵になるリアスタイル。
これぞツーリングの醍醐味や!!
ドドドドーーーー!!
グォーーーー!!
ビーナスラインの絶景ポイント霧ヶ峰の富士見台に上って来ました。
DCTは優れもんや!! そんなにいいですか!
「富士見台」 標高1702m霧ヶ峰の中央部で富士・南・中央アルプスが望める。
あれが八ヶ岳連山か!! 雄大やなぁ~
おっ!! 富士山も見えるのか!
あの先に富士山やけど薄雲で見えん! 少し残念だね!
富士は見えなかったが、それ以上のシニアの勇姿と笑顔が富士見台に輝く。
絵に描いたようなロケーションを絶好調のバイクが再び走り出します。
諸君 ” 行くぞー!!
ドドドドドーーーーー!!
ビューーーーーン
果て~し~ない~ 大空と~♪♪ 唄 松山千春
広~い大地の~ その中で~♪♪
いつ~の日か~ 幸せを~♪♪
自分の 腕で~ つかむよう~♪♪
力の~限~り ” 生きてやれ~~♪♪
どっ” こい! スーパーシニアは最強だぁー!!
霧ヶ峰の天辺を滑らかにトレースしてシニアライダーは松本を目指す。
松本市街の中心部にやって来ました。千歳橋から眺める時計博物館や、田川の
煌めく流に泳ぐ鯉のぼりが、バイクで走り来たシニア達を歓迎しているようだ。
計画通りに国宝松本城に到着。
松本城の黒い城壁はシニア自慢の白い王冠が引き立つ事だろう。
うぉ~ 松本城はやはり真っ黒や!
別名烏城とも言われる松本城。堀の水面に浮かぶ黒い天守が訪れた人を魅了します。
角度が変わると城の表情も変わります。松本城のベストアングルにシニアも映える。
インバウンドの波は松本にも到達していた。
うわぁ~ 迫力だ!!
近くで見るとまさしく黒い要塞のようだね!
国宝5城のひとつやからな! 重みが違う!
当時のインテリジェントビルや! 時代の特権の証しだ。
「松本城」 松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで現存する
五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。
計画では城内の探訪を明日予定しておりましたが、どうやらこの天候が崩れそうで
松本城の核心に迫るのは後日と言うことで悪しからず。
存分に自然にも触れ、もうひとつのお楽しみ今宵の宿に逸る気持ちが走ります。
松本の奥座敷・美ヶ原温泉。広大な北アルプスを一望のホテル翔峰が本日のお宿。
豪華なエントランスに心が昂ぶります。
ロビーを突き抜けると開放的なウッディーデッキに北アルプスの山々。
高い天井の静寂なロビーは旅人には安らぎの空間だ。
宮廷歌人の源重之が当地を訪れた時に詠んだ歌だそうです。
近代的な廊下の先に我々の特別なお部屋が用意されています。
北アルプスの夕日が素晴らしい!! さすが特別室や!
穏やかな北アルプスの夕日がお宿を赤く染めていく。
楽しかった心地よい疲れを束の間の湯でのんびり癒します。
諏訪大社の御柱だ! 毎回怪我人が出る壮絶な祭りだよ。
八世紀初め「日本書記」に束の間の湯と記された1300年の歴史ある古湯です。
温泉を楽しむシニアは充実感と自信に満ちた至福の表情だ。
旅の楽しみでもある信州の滋味を味わいながらバイク談議に華を咲かせます。
若い仲居さんが欲しい所だね!
はぁ~い!! 私がお世話させて頂きますよ!
希望が叶って良かったですね!
バイクで来られたのですか? 年甲斐もなくね。
素敵だわバイクって! 75歳まで目標なんだよ!
バイクはボケ防止になるからね! 本当ですか!!
私も乗ろうかな! 綺麗な君には絶対お勧めするよ!
ところでアフリカどう?? セールスですね!
アフリカってバイクですか? ちょっとマズイ事に・・
買わされそうなの?? お気の毒に。
この年までバイクに乗れるとは・・ まだまだ行ける!
君のお蔭で楽しい宴会だよ! うれしいです!!
本場の信州そばも召し上がり下さい!
仲居さんの明るい笑顔がシニアの地味な宴会に華を添えてくれたようだ。
彼女の人柄に改めてありがとう。
気立ての良い仲居さんだったな! 楽しかった!
松本市街の夜景も綺麗だなぁ~
松本の澄み切った夜景は美しい。窓に映る煌めく街の灯りがシニアのチャレンジ精神
を称え、走り切ったスーパーシニアが眠りに就くまで光り輝き称賛しているようだ。
今日の信州松本はシニア達と別れるのが寂しいのか、今にも泣き出しそうな空模様。
色とりどりの朝食も味わい信州の恵みに ~おごっつぉ~
ポツリと雨が降り出した。好天と荒天を体験出来るのは人の人生と同じで楽しいはず
しかしこの雨が春の嵐になろうとは・・
こう支えて!
右手がこうやろう! そうです!!
足で強く踏み込んで! うぅ~~~ん!!
コツの問題ですから! 体力も限界や。
先生の動作を良く見て下さいよ!
右足でスタンド押さえて右手を軽く添え!
ひょいーと!! こんなもんですわ!
帰りの体力が無くなるよー! うぅ~~ん!!
あぁ~ 俺はアフリカに乗る資格があれへんわ!
ほんまに・・
諦める事なかれ。今まで多々困難を克服して来たではありませんか、スタンド如きが
何だ。スーパーシニアに不可能は無い。大阪から松本まで高速道路や峰々の峠など
自分の力でこなして来たその特殊行動は同世代の誰でもが出来る事では無いだろう。
健康で且つ安全安定してバランスの乗り物であるバイクを今も自在にコントロールが
出来る。外見はポンコツでも内に秘めた制御装置の記憶は誰でも青年期のまま衰えを
知る事なく年を重ねる。唯一素晴らしい人間の本性ですが、意外と気付かれない。
旅立つシニアに北アルプスの白い雨が追うように春の嵐となって降り込んで来たが
激しい雨を跳ね返し整然と走るシニアライダーが不思議と幻想的に光り輝いていた。
イメージ挿入歌 大空と大地の中で 松山千春
桜坂 福山雅治
企画制作 技研クリエイティブ工房
いつも一緒、素敵な貴方と
ブログランキングに参加しています。
クリックにご協力お願いします。