真夏の体験1 ~少年時代in若杉高原~
風の音はやさしいララバイ。
森の木陰では鳴きしきる蝉の声。
冷たく透き通った清流に遊ぶ魚たち。
夜空に輝く星群が織りなす煌びやかな星の風景。
自然とふれあう素晴しい体験と感動は、高まる期待を決して裏切らない。
森からこぼれる柔らかな日差しで目覚め、満天の星に見守られて眠る。
やさしい森の緑に包まれていると、心も身体もずっと解き放たれてくる。
少年たちの真夏の体験、若杉高原の一日。
イーハトーブの森 少年時代in若杉高原
行くよ! 友達に逢える技研の世界に。
楽しみで昨日は眠れなかったよ。
イーハトーブの森 若杉高原の朝。
空は青く雲は白く高原には緑の風が。
個性豊かな少年たちが、心ときめかし仲間のもとへ。
女性のしなやかで美しいライディングが魅力的です。
微笑ましいタンデムが、親子の絆をさらに深めることでしょう。
本日のターミナル <ロッヂふじなし>
ウッディーな香りと手造りの温もりをベースにしたメインロッヂ。
心のこもった温かいもてなしで迎えてくれます。
すごいロケーションだ!!
ほんと夢が広がるわ。
お昼から思いっきり楽しもう!
再会を楽しみに、まだ見ぬ仲間が必ず待っている。
ハァーイ! 久しぶりね。
ロッヂふじなし自慢の「特製ロコモコ」メニューは充実しています。
特に自家製の手作りパンは、素材にこだわった食感が最高。
こんなに注文して・・
払うのはアナタよ!
旨えぇ~ ビールは俺の命や!
その、お子様カレーもね。
子供みたいでカワイイ!!
僕はローカル電車の旅にしょう。
他の人はどうするの?
気になる特殊装備の彼女は、最近モトクロスごっこで捻挫を受賞らしい。
お楽しみコースが、いろいろあるよ!
みんなはどれにする?
俺たちはどうしょう。
子供は何が好きかな?
親子で楽しめるのがいいわ!
熱いわねー!!
私と一緒に泳ぐ?
私は魚つり体験をいたしますわ!
僕はお姉さんの世話役体験かな?
僕も魚つりに決めた!
ローカル電車体験は、わたしの処!
清流つり体験は、こちらに集まれ!
のんびりと屁たる人は、ここやで。
俺ものんびりと屁たり体験かな?
なに言ってるの! おじんくさい。
屁たれおじん達は無視して早く釣り行こう!
僕はこの「プラスノー」にチャレンジするよ!
勇気ある少年に戻ってみますか?
ザザザーッ!!
ザブーーン!!
わぁ~すごい!! 三浦雄一郎も驚くわ!
真夏の昼下がり、高まる期待を心静かに釣りにいそしむ少年たちは・・
プカ~ プカ~
みんな泳いだらぁ~ 気持ちがいいわよぉ~
こちらは気持ちが悪いよ・・ほらっ!!
少年たちは涼景すぐれた絶好のポイントで、釣りを楽しんでいます。
当たりはアルけど・・今ひとつ。
外れをヒキそうな・・いやな感じ。
・・・。
カァ~ナ カナカナカナカナァァーー♪
森の中では夏の短い盛りを惜しむ様に、蜩の焦がれ鳴きが響き渡る。
ワァ~イ やったぞ!
危ないから気をつけろよ。
僕の子もすぐにワンパク坊主になりそう?
その時は、この頭にしてやれー!
あ~ぁ 1匹も釣れんかった~
釣りは腕ですわ。
花火買って来たよー!
あんなところで寝ている。
早く起きなさい!! 行くわよ!
相変わらず厳しいなぁ・・。
お姉さんの世話役で疲れたのね。
wwwww。
にぎやかな鉄ちゃんと鉄子たちが若桜駅にやって来ました。
こんにちは、アラ・・?
うごかない?
鉄道駅舎には村おこしの案山子人形が、面白可笑しく展開されています。
一見どれが人形か分からなくなります。
電車を待つ間も賑やかな少年たちです。
C12-167号機
日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した過熱式タンク蒸気機関車。
軸重制限のある簡易線規格線用の小型軽量な機関車として設計された。
凄い迫力満点や!
転車台は機関車の方向を変えるための設備で、機関車を載せる
プレートガーダーを人力で動かします。
大きいけど以外と軽く動くよ!
無理しないほうがいいよ。
ここ若桜駅は、昭和5年に開通した鉄道省若桜線の執着駅です。
構内には駅本屋をはじめプラットホーム、転車台や給水塔など
開通当時の設備が良好な状態で残されています。
2008年6月に若桜鉄道関連施設が国の有形文化財として
登録され、貴重な地域の歴史的遺産として注目されています。
電車の運転は楽しそうだなぁ~
SL写真を激写したから高く買ってよ!
いまどきの子供は・・
まもなく出発です。
ちびっ子の鉄ちゃんは定位置に陣取りました。
出発進行。
乗り鉄の鉄子も嬉しそうに運転席を眺めています。
マニアックな撮り鉄の鉄子は撮影に余念がありません。
快適に走る列車に、みんなの心は少年模様。
2両編成のディーゼル列車は、鉄ちゃん鉄子に貸切りの状態です。
ガタンゴトン~ ガタンゴトン~
いつ参加しても新鮮だな~ぁ
暫らくすると、みんなに会いたくなるしね!
不思議・・技研の魔法の力かしら?
お父さん・・!
僕は電車の運転手になろうかな?
ええっー!!
うちには、かっ、家業が・・
兄ちゃんは絶対に出来るよ!!
がんばりなよ。
・・・。
家族みんなで力を合わせる事は大切だよ!
不審そうに車掌がこちらに向かって出てきました。
先程から怪しいだわ!
お客さん・・乗車券は??
正規に購入したはずだが?
これは、ご無礼をいたしましただぁ~
この惑星でもか・・。
真面目で優しく正直すぎると
言われる・・私なのに??
若桜線開業80周年記念の一日乗車券が鉄道ファンに人気のようです。
車窓の景色をのんびり若桜駅からJR郡家駅まで約30分の乗車。
果物の生産が盛んな里山と八東川の風景をのんびりと楽しめます。
途中駅に松竹映画「男はつらいよ」のロケ現場となった安部駅があり
いまでも寅さんがいるらしい。
どこが怪しまれたのだろうね?
俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ わかっちゃいるんだ 妹よ。
あっー! あれは・・
ひょっとして寅さんか?
やっぱり! 寅さんやー!!
さくらは苦労したのか・・
お婆ちゃんになっとる?
ホームの随所で、案山子人形が可愛く語りかけて来ます。
若桜鉄道の終点駅郡家駅に到着。
青い列車はJR智頭線の普通車。
鉄ちゃんと鉄子たちは珍しい列車に夢中です。
電車の運転手どう思う?
親父は好く思ってないなぁ。
郡家は柿の里として有名らしい。
あれは最近注目の風力発電だ!
今の菅内閣では僕の将来も不安だよ?
帰りの列車を待つ間、地元の観光案内所におじやまします。
子供を想う父親の後ろ姿が、今の胸の内を物語ります。
鉄ちゃんと鉄子たちは、ここでも鉄道ビデオに夢中です。
近くでは社長が可愛い娘に夢中です!?
若桜行きの列車が入ってきました。
郡家駅でJRと若桜線の運転手は交代です。
鉄ちゃん鉄子はみんなの待つ若杉高原に戻ります。
寝顔の可愛い小さな鉄ちゃん、寝ても乗車券は手放さない。
大きな鉄ちゃんとは大きな違い。
温泉はええ湯やった!
みんなの楽しい笑顔が、私の喜びや。
これからやで感動のお楽しみは!!
高原で随一の景観が望める「ロッヂふじなし」でバーベキューの始まり。
あらっ! どないしはったん??
ちょっと、ハリキリ過ぎみたいですわ!
おじさんは少年に戻って頑張ったんだね!
ムリは禁物だよ。
少年に言われちゃったよ。
ほんと・・。
真夏の体験に! カンパーイ!!
少年時代に! カンパーイ!!
あれ! すでに始まってた・・の??
メッチャ! 楽しかったわ。
ほんと、バカも沢山やったしね。
あほな事が許される楽しい仲間が
最高です!
ツーリングとまた違う楽しさだね!
大人も子供も一緒になってね。
男は仕事も家庭も大切にせなあかん!
そっ、そうですね。
はいはい! そちらもドンドン飲みや。
子供も大きくなると生意気よぉ~
いいじゃない! しっかりして。
言うことは聞かないしね!
それだけ成長したのよ。
お母さんの言うことを聞けよ!
恥ずかしがり屋さんだからね?
あの魚が旨そうな焼け加減や・・
ジャーン!!!!
肉が焼け過ぎやで・・?
わぁー 最高級の但馬牛がぁ~
こっちはまだ焼けてへん!!
よう焼かんと危険やでぇ。
なるほど・・しかし豪快な炎や!?
・・・・。
やっと、ゆっくり食えるわ。
いいかしら、私たちも頂いて?
グニュ~。
目の前の魚が焦げとるで・・?
骨と皮が一体になっている。
わぁー! 最高級の天然ヤマメがぁ~
俺はいつになったら食えるんやぁ-!!
焦がした奴は退場やぁー!!
たしか、よう焼かんと・・危険とか?
あの頃は、すり傷が絶えなかったわ
なにも怖いと思わなかった。
思い出すな・・子供の頃よく滑ったよ。
若者は勉強しろよ。
親父と同じ事を言っているよ・・
少年時代を懐かしく思う日だったね。
ほんと・・少し痛かったけど・・。
尽きない楽しい会話に、焼き網には焦げた肉と魚が笑い転げています。
肩にもたれながら、ほほを染めた君がとなりに・・
またやみつきだ!!
みんなの想いとみんなの願いが、高原に幻想的な光を放つ。
遊び疲れたはずの少年たちは静かに眠るどころか、呑み助の大人達に
たくましい商魂を発揮していました。
将来の日本経済を自立した彼らに委ねるなら、日はまた昇るだろう。
おじさん!!
駄菓子いろいろあるから買ってよ。
これはなんぼや?
そっちのおじさんも一口乗って!
これだけでいくらや?
常連客の特別価格にしとくわ。
言い値で買ってくれたら、これ付けるよ。
サービス過剰やろう・・
いか天をサービスしてくれたで!
値切ったらもらえんとこやった。
目標の売り上げにもう少しや。
おじさんも協力してよ。
うるさいなー!!
わしはもう寝るんじぁー!!
駄菓子店の子供達は、以外と計り知れない商才がある。
最後のおっさんはスケールが小さい。
子供心が分かってないよ。
まあぁ いいか、この不景気な折
一応収益は確保出来たしなぁ。
瞳に映る小さな光、やがて消え往く碧い星をなぜか愛しく思える。
見上げてごらん夜の星を・・
小さな星の小さな光が・・
ささやかな幸せをうたってる。 詩 永六輔
気の合う仲間と一緒に、楽しい夢を見ておやすみなさい。
若杉高原支配人の超非公式ブログにてご紹介戴いております。
お客様から嬉しいご感想をいただき、スタッフ一同大変喜んでおります。
**********************************
年齢や立場に関係なく助け合いながら、同じ景色を色々な気持ちで
共有できることに毎回幸せを感じます。
**********************************
企画制作 技研クリエイティブ工房
いつも一緒、素敵な貴方と
ブログランキングに参加しています。
クリックにご協力お願いします。